サイエンス研人「株式会社中野科学」匠の守護者 No.71

水の守護者

サイエンス研人|匠の守護者

サイエンス研人

  • カード名:サイエンス研人
  • カード番号:71
  • 属性:水の守護者
  • 社名:株式会社中野科学
  • 業種:金属表面処理業
  • URL:https://www.nakano-acl.co.jp/
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金属の表面処理を専門にやってて、電解研磨や酸化発色で製品の耐久性や美しさをアップさせてるの!

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株式会社中野科学

株式会社中野科学は、1956年に新潟県燕市で創業し、60年以上にわたり金属表面処理の分野で卓越した技術と信頼を築いてきた企業です。ステンレスやチタン、アルミニウム、マグネシウムなど多様な金属素材に対する電解研磨、酸化発色、酸洗い、陽極酸化、化学研磨、電解複合研磨など、幅広い表面処理技術を提供しています。その高い技術力と柔軟な対応力で、半導体製造装置や医療機器、さらには自社製品ブランド「As it is」の展開など、多岐にわたる分野で活躍しています。

基本情報

  • 社名:株式会社 中野科学
  • 創立:1956年12月
  • 会社設立:1981年3月
  • 資本金:2,500万円
  • 代表者:代表取締役会長 中野信男、代表取締役社長 中野俊介
  • 所在地
    • 本社:新潟県燕市小池5181-3
    • 大関工場:新潟県燕市大関133-1
  • 連絡先
    • 本社:TEL 0256-62-2548、FAX 0256-62-3880
    • 大関工場:本社と同じ番号
  • 取引銀行:第四北越銀行 燕南支店、大光銀行 燕支店、日本政策金融公庫 新潟支店

事業内容

中野科学は、以下のような多岐にわたる金属表面処理技術を提供しています。

  • 電解研磨:ステンレス、アルミニウム、チタン、銅などの金属表面を電気化学的に研磨し、光沢や平滑性を向上させる技術です。特に、微細部品の大量処理に適したバレル電解研磨も行っています。

  • 化学研磨:化学薬品を用いて金属表面を溶解し、平滑で光沢のある表面を得る技術です。

  • 電解複合研磨:電解研磨と物理的研磨を組み合わせ、ナノレベルの超平滑面を実現する技術で、複雑な形状や薄い素材にも対応可能です。

  • 酸化発色(サステインカラー):ステンレスの表面に酸化被膜を形成し、光の干渉によって多彩な色彩を表現する技術です。着色成分を使用しないため、環境に優しく、美しい発色が特徴です。

  • 酸洗い:ステンレスやチタンの表面に付着した酸化皮膜や汚れを除去し、清浄な表面を得るための処理です。

  • 不動態化処理:ステンレスの表面に安定した酸化被膜を形成し、耐食性を向上させる処理です。

  • 陽極酸化・化成処理:チタンやマグネシウム合金の表面に酸化被膜を形成し、耐食性や装飾性を高める技術です。

  • 製品企画販売事業:自社製品ブランド「As it is」を展開し、独自のデザインと技術を融合させた製品を国内外で販売しています。

  • 受託加工事業:顧客の要望に応じた金属製品の加工や表面処理を受託し、高品質な製品を提供しています。

  • 設備部品・冶工具の再生洗浄:生産設備の部品や冶工具の洗浄・再生を行い、コスト削減と環境負荷低減に貢献しています。

おすすめポイント

  1. 豊富な経験と高い技術力:60年以上にわたり培ってきたノウハウと独自の技術開発力により、他社では難しいとされる表面処理にも対応可能です。特に、ステンレス以外のアルミニウム、チタン、銅などの電解研磨に対応できる点は大きな強みです。

  2. 多様な表面処理技術の提供:電解研磨や酸化発色、電解複合研磨など、多彩な表面処理技術を駆使し、顧客の多様なニーズに応えています。これにより、製品の美観向上や機能性の付加など、さまざまな要求に対応できます。

  3. 自社製品ブランド「As it is」の展開:独自の技術を活かした自社製品ブランド「As it is」を国内外で展開し、デザイン性と機能性を兼ね備えた製品を提供しています。このブランドは、金属の発色技術を活用したカトラリーやインテリア用品など、多彩なアイテムを取り揃え、金属の新たな魅力を引き出しています。特に、酸化発色技術を駆使したステンレス製品は、鮮やかな色彩と耐久性を兼ね備えており、国内外のデザイン愛好家から高い評価を得ています。

  1. 環境に優しい企業活動:中野科学は、環境保全への取り組みを積極的に行っています。表面処理において有害物質の使用を最小限に抑え、再生可能な資源を活用した加工法を採用しています。また、設備部品や冶工具の再生洗浄事業では、廃棄物の削減と資源の有効活用を実現し、持続可能な社会の実現に貢献しています。

  2. 顧客第一の柔軟な対応力:顧客の細かな要望に応える柔軟な姿勢も中野科学の強みです。単なる受託加工に留まらず、製品の開発段階から積極的に関わり、最適な表面処理方法の提案や課題解決に取り組んでいます。このような姿勢が、多くの取引先からの信頼につながっています。

  3. 地域社会との共生:新潟県燕市というものづくりの町に根差した企業として、地域社会との共生も大切にしています。地元企業や教育機関と連携した技術支援や、地域イベントへの協賛などを通じて、地域の活性化にも貢献しています。

今後の展望

中野科学は、これまで培ってきた金属表面処理技術を基盤に、さらなる技術革新と事業拡大を目指しています。特に、半導体や医療機器分野など、高精度な表面処理が求められる分野への進出を強化し、国内外の新たな市場での活躍を視野に入れています。

また、サステナビリティの観点からも、環境負荷の低い表面処理技術の開発や、再生可能エネルギーの活用など、企業活動全体の環境対応を推進していく方針です。これにより、企業価値の向上と社会的責任の遂行を両立させることを目指しています。

まとめ:株式会社中野科学

株式会社中野科学は、60年以上にわたり金属表面処理の分野で技術力を磨き続け、常に時代のニーズに応じた革新的なサービスを提供してきました。電解研磨や酸化発色といった高度な技術はもちろんのこと、環境配慮や地域社会との共生にも積極的に取り組むことで、信頼と実績を積み重ねています。

今後も、「ものづくり」の精神を大切にしながら、新たな挑戦を続け、金属表面処理の可能性を広げていくことでしょう。企業としての確固たる地位を築きつつ、社会に貢献する中野科学の活躍に、今後も大いに期待が寄せられます。

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